最近、仮想通貨の話題がチラチラと目につきますが、2020年後半からあらゆる仮想通貨が大きく値上がりしているようです。
いざという時のために、まったくお金が掛からなければ、取引用の口座を作りいつでも取引できる準備をするのはいいアイデアだと思います。
また、口座を開設することでより詳しい情報を得ることもできるようになります。
日本の仮想通貨取引所は、金融庁からの指導により、預けている仮想通貨と同額を準備しており、システムエラーやハッキングによる仮想通貨の紛失時への対応を行っているそうです。
口座の管理や、口座の開設には全くお金は必要ないので、勉強と思って口座を作ってみてもいいと思います。
コインチェックとは?
コインチェックは国内で最多の15種類を取り扱う仮想通貨取扱所です。
東証一部上場企業のマネックスグループ株式会社の傘下コインチェック株式会社が運営しています。
徹底したセキュリティ体制を構築しており、金融系システムセキュリティ対応、サイバー攻撃や情報漏えい等のサイバーセキュリティ対応に知見のある専門家協力のもと、インターネットを通じた標的型攻撃の被害を避けるため、ネットワーク分離強化等のシステム再構築を行い、全通貨のコールドウォレット対応を完了しています。
コインチェックは、販売所と取引所の2つのコイン取引の方法が利用できます。
販売所は、単純に両替を行うイメージで、取引所はリアルタイムで変わるコインの価値で売りたい人と買いたい人間で取引によりコインを入手できるのです。
取引所は、株の取引に似ていますね。
扱銘柄(販売所) | ビットコイン、イーサリアム、XRP、ビットコインキャッシュ、ライトコイン、リスク、イーサリアムクラシック、モナコイン、ネム、ファクトム、ステラルーメン、クアンタム、BAT、IOST、Enjin |
取扱銘柄(取引所) | ビットコイン、ファクトム、イーサリアムクラシック、モナコイン |
取引手数料(取引所) | 無料 |
取引手数料(販売所) | スプレッド |
日本円出金手数料 | 407円 |
最小注文数量 | 500円~ |
その他サービス | 積み立て、貸暗号資産 |
レバレッジ取引 | 無し |
コインチェック(coincheck)で口座を作ろう
自分の資産を預ける事になる口座なので、それなりに入力する内容はありますが、スムーズに進めれば5分~10分程度で申し込みは完了します。
口座開設の流れは、2段階です。
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コインチェックへのログイン/パスワードの設定
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本人確認書類の提出
本人確認の提出を行い、コインチェック株式会社での確認が完了したら、仮想コインの取引ができるようになります。
通貨を仮想化して取引する最先端のIT技術を持つ会社ですので、郵送で何かを送るとか、印鑑が必要などという古い仕組みはありません。
全ての手続きは、自宅で10分程度で完了します。
ログイン/パスワードを登録(コインチェック)
まずは、普段使っているメールアドレスと、ログインに必要となるパスワードの設定を行います。
「私はロボットではありません」にチェックを入れて、「登録する」を押すと、指定のメールアドレスにすぐにコインチェックからメールが届きます。
届いたメールに承認のためのURLをクリックすると、次の段階に進みます。
色々な会員登録時によくある手順と同じです。
メールからジャンプした先に、「各種重要事項」への承認があります。
上記のように、たくさんのPDFがダウンロードして確認できるようになっていますので、一応確認して問題がなければ、上記のように各項目にチェックを入れて、「各種重要事項に同意、承認してサービスを利用する」を押してください。
次は、電話番号認証を行います。
自分の電話番号を入れて、「SMSを送信する」を押すと、シートメールに6桁の番号が届きます。
日本国内から送信のですから、普通に「090-XXX」「080-XXX」と入力するればOKです。
「SMSを送信する」を押すと上記の画面に変わります。
ショートメールに届いた6桁の番号を入力して。「認証する」を押してください。
これで、電話番号認証も完了です。
上記画面の下の部分がわかりづらいのですが、これは携帯番号の変更手続きというよりも、2段階認証の設定への入り口です。
2段階認証とは?
既に登録した、メールとパスワードが1段階目の認証です。
それに加えて、ランダムで作られる数字のパスワードを設定するのが2段階認証です。
銀行口座をネットで使う場合は、専用の装置が配布されたりしていますが、コインチェックの場合はスマホに認証システムをダウンロードすれば設定できます。
「設定する」というボタンを押すと、上記の画面がなります。
認証システムから、上記のQRコードを読み取り、認証システムで表示されている6桁の番号を入力します。
認証コードは、数十秒毎に変わりますので、スピーディーに読み取って入力しましょう。
認証が成功すると、このような画面になります。
ここまでで進むと、コインチェックへの1段階目の登録が完了です。
本人情報の入力(コインチェック)
続いて、「本人確認書類の提出」となります。
本人確認は、身分証明書の写真をアップロードなどを専用システムで行うため、ここからは「コインチェックのアプリ」をスマホやタブレットなどにダウンロードして進めます。
まずは、本人の基本情報を登録します。
名前や住所、国籍、職業などのパーソナル情報を登録します。
この時に入力する住所は、身分証明書の住所でなければなりませんので、住所変更などを行っていない方は注意が必要です。
情報の登録が終わると、身分証明書の登録になります。
一般的な身分証明書(運転免許証、パスポート・・・)で問題ありません。
上記画面の「次へ」を押すと、スタートします。
自分が利用する身分証明書を選択します。
各証明書ごとに、必要な部分が違うのでここでの選択になっているようです。
私は、運転免許証を利用しましたが、簡単に登録できました。
写真は、撮影したものをアップロードするのではなく、アプリ内のカメラで撮影しなければなりません。
運転免許証の場合は、表と裏の写真を撮影するだけです。
身分証明書の写真が登録出来たら、本人の顔と身分証明書を一緒に撮影する最後の登録が始まります。
「撮影」ボタンを押すと、スタートします。
撮影は、スマホのインカメラが自動的に起動して、画面内のガイドに合わせて自分と、身分証明書をカメラが認識したら自動的に写真が撮影されます。
そして、もう一度、同じような撮影を求められます。
少し、わかりづらいのですが、本人確認書類(身分証明書)の厚みを確認するオペレーションらしいです。
免許証などを、カメラ側に45度程度くらい傾けて、正面に真っすぐに向けたところで、撮影がスタートします。
終了して、プレビューが見れるのですが、画面は真っ黒になっています。
「あれ? 撮影失敗したかなぁ~」
と思うのですが、これはビデオ撮影となっているようで、ボタンを押すと動画の確認ができます。
(ここだけ、わかりづらいかなぁ~と感じます)
これで、すべての登録が完了です。
「上記内容で提出」を押せば、本人確認書類の提出されます。
コインチェックでおそらく、人による確認を受けて、登録完了はメールで連絡が来ます。
本人確認書類を提出して、審査を通過することで、パソコンやスマホで仮想通貨の取引ができるようになります。
コインチェック口座開設まとめ
コインチェックの口座開設手順を細かく解説しました。
開設に必要なものは、パソコンやスマホ、身分証明書だけです。
印鑑も不要、何か記入したり、コピーして郵送する必要もありません。
パソコンに慣れている人であれば、本当に10分弱で最後まで登録できます。
不慣れな方も、上記の手順を見ながら進めれば、問題なく登録できるますね。
仮想通貨に興味があるけど、なんだかよくわからないしちょっと怖いとか、危険とか感じている人が多いと思いますが、アメリカの大手企業は資産の一部を仮想通貨にして、ドルの価値が下がっても資産を守る対策を進めていたり、最近では楽天が仮想通貨での支払いができるようにするとの方針が発表されています。
世の中が変わる大きなタイミングの1つがおそらく、仮想コインだと思います。